一人で迎える年末年始は、寂しいものなのです

人々が新年を迎える準備で忙しい年末、
私は一人で、何時もと変わらない日常を送っているのです。

人々が希望に満ちた新年を迎えるために
楽しそうにお買い物をしているのを見るのは寂しいものなのです。
しかし、一人でも、新年は来るのです。

新年を迎えるために準備をしなければなりません。
それが伝統ですから。
神様や仏さまを迎える為に飾り付けをして、何時もは食べることない。
お正月用の料理も作らないといけません。

それが、我が家に伝わって来た伝統の継承の為ですが、
継承する相手がいません。

北海道では、大晦日に紅白歌合戦を見ながら、ご馳走を食べるのですが、
一人では食事もスグに終わってしまいます。

お酒を飲みながら、食べてもすぐに、
お酒を飲むのも飽きて来てしまうからです。

紅白歌合戦も、知らない若い歌手が出ているので、飽きてきて、
テレビのチャンネルをあっちこっちと何か面白いものを探しますが、
同じような番組ばかり…

そのうち、酔いが回って来て、寝てしまい。
夜中に起きて、またテレビをみて、寝て、朝が来ると目が覚めて、
新年を迎えるのですが、昨夜のご馳走の残りを食べて、
新年のお笑い番組を見て、新年を意識するのです。

生活は、新年を1~2日間だけ感じて、また通常の生活が始まっていくのです。